岩屋直人

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規則や安全に対する意識が非常に強く、妥協を許さない性格。

その一方で融通が利かない面もあり、現場の中で少しずつ成長していく。

当初は、交通法規の厳守、バス停への正確な寄せ、定時運行、マイクの適切な使用など、

“正しさ”を追求することに意識を集中させていた。

しかし高速バス乗務をきっかけに、快適性や燃費、さらには公共道路における円滑な走行――

「他の交通に影響を与えずにどう走るか」という本質的なテーマに触れ、運転士として大きく成長していく。

生粋のオタク気質で、水戸では知られた存在の“バスオタク”。

幼少期、祖母に連れられて訪れた県庁バスターミナルで、当時運転士だった勝則に声をかけられ、

運転席に座らせてもらったことをきっかけに強い憧れを抱く。

それまでは停車ボタンや整理券に満足していたが、この体験を境に一気にバスへの情熱が爆発。

以降、徹底したオタクとしての道を歩み始める。(当時の車両はキュービック)

その後、幼稚園で同じくオタク気質の佐藤の次男と出会い、意気投合。以降、趣味を共有しながら関係を深めていく。

特にキュービックへの愛着は強く、音だけで車両を判別できるほどの知識を持つ。

引退の際には大きな喪失感を味わい、一時的にバスから距離を置くこともあった。

その時期、佐藤の次男の影響でアイドル文化に傾倒するなど、やや迷走する一面も見せる。

大学中退後はアルバイトや引きこもり生活を繰り返していたが、

佐藤宅でくつろいでいた際、帰宅した佐藤から運転士養成制度を紹介される。

「キュービックはないがエルガはある」との一言に即決し、バス業界へ進む。

運転技術に関しては決して器用なタイプではないが、本人はこの仕事を“天職”と捉え、心から喜んでいる。

BUS is LIFE.

関東鉄道・水戸営業所を愛してやまない、いわば“現場のガチ勢”である。