主人公の所属する班の班長を務める中堅運転士。
普段は穏やかで物静かだが、仕事に対しては非常に厳しい職人気質。
これまで多くの現場経験を積み、的確な判断と指示で班をまとめる。
生粋の地元民で、成田とは高校時代からの同級生。
若い頃は相当やんちゃだった過去を持ち、その一面を知る成田からは
親友でありながらもどこか一歩引いた距離感で接されている。
父は常総線の乗務員から駅管理職を務めた、いわゆる“関鉄一族”。
本人は丁寧な標準語で話すが、父の強い茨城弁は時折聞き取れないほど。
20代半ばまでは長距離トラックやトレーラーに乗り、全国を走り回っていた経歴を持つ。
大型車両の扱いに精通しており、その経験が現在の運転技術と判断力の土台となっている。
現在は「毎日帰れる生活」を大切にしており、運送会社時代に出会った妻と小学生の子どもと暮らす。
家族がバスに乗りに来る時間を楽しみにしている一面もある。
休日には職場の仲間を集めてBBQやドライブを企画するなど、チームの空気を作る役割も担う。
機嫌の良いときに話しかけると、トレーラー時代に真冬の安房峠でスタックした観光バスを救出した武勇伝を語ってくれることもある。(もう15年近く昔の話)
家庭では路線バスが生活の一部となっており、妻や子どもは営業所の運転士たちとも顔なじみである。